938 天平の舞 てんぴょうのまい サラサ咲分 宿毛市楠山 平成3年 谷脇四郎

花は紅色と淡黄緑色の咲き分けで各花独立した配色、一花毎に其の色分けが異る三角咲き中輪花、内弁も同じく各花で配色が異り開かない、芯体は褐色、葯は淡黄色、腮は紫褐色、舌は白黄地に紅褐色の点が入る並の巻舌、子房花柄は紫褐色。花茎は緑色の中幹で花間良く四方咲きで花冠は高く葉上を抜く。葉は淡緑色の露受け葉を交えた並の中垂れ葉。花4.0×0.5、茎48×3.5、葉40×1.5、大変珍しい咲き分けの花で今後を期待したい。固定すれば蘭界の常識を破った革命児である。



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